************************************************************************** * * * LCD−D17D * * * * Windows95 ディスプレイドライバ * * * * Copyright (C) 1997 I-O DATA DEVICE,INC. * * * ************************************************************************** ●概要 このディスプレイドライバは アイ・オー・データ製 液晶表示装置LCD-D17D に付属するグラフィックアクセラレータ上で動作します。 1.サポート解像度と色数 ●液晶表示の場合 640x480 256/ハイカラー/フルカラー Colors 800x600 256/ハイカラー/フルカラー Colors 1024x768 256/ハイカラー/フルカラー Colors 1280x1024 256/ハイカラー Colors ●CRT表示の場合 640x480 256/ハイカラー/フルカラー Colors 60Hz 640x480 256/ハイカラー/フルカラー Colors 75Hz 640x480 256/ハイカラー/フルカラー Colors 85Hz 800x600 256/ハイカラー/フルカラー Colors 56Hz 800x600 256/ハイカラー/フルカラー Colors 60Hz 800x600 256/ハイカラー/フルカラー Colors 75Hz 800x600 256/ハイカラー/フルカラー Colors 85Hz 1024x768 256/ハイカラー/フルカラー Colors 60Hz 1024x768 256/ハイカラー/フルカラー Colors 75Hz 1280x1024 256/ハイカラー Colors 60Hz 1280x1024 256/ハイカラー Colors 75Hz 2.対応OS Windows 95 3.対応パソコン Windows 95 が動作する PCIバス 2.1以上搭載のPC-AT互換機(DOS/Vマシン) 4.ファイルの内容 IOCT95 DRV ディスプレイドライバ IOCTDD32 DLL DirectX HAL ドライバ CHTDD16 DLL DirectX Thunk ドライバ IOCTMM INI 画面設定用INI ファイル IOCT95 INF インスト−ル情報ファイル IOCT95 VXD ミニVDD README TXT このファイル EXTMON INF LCD-D17D液晶モニタ用のインストール情報ファイル GACTL* * ユーティリティ用のファイル GATRAY EXE タスクトレイ用実行ファイル MSVCRT DLL ユーティリティ用DLL ●セットアップ方法 Windows95を起動します。 デスクトップ上でマウスを右クリックして、メニュ−を表示します。 メニュ−の一番下の「プロパティ」をクリックします。 「画面のプロパティ」ウィンドウが表示されるので、その中の「ディスプレイの詳細」 を選択します。 「ディスプレイの詳細」ダイアログボックスの「ディスプレイの変更」または「詳細プロパティ」 ボタンをクリックします。 「アダプタの種類」または「アダプタ」ダイアログボックスに、現在使用中のドライバ情報 が表示されます。ここで「変更」ボタンをクリックします。 「デバイスの選択」ダイアログボックスで「ディスク使用」ボタンをクリックして、 「配布ファイルのコピー元」の所に、このファイルがあるディレクトリのパス A:\WIN95 を入力して「OK」ボタンをクリックします。 「デバイスの選択」ダイアログボックスのモデル一覧の中から "I-O DATA LCD-D17D"を選択して「OK」ボタンをクリックします。 ファイルのコピ−を開始します。 ファイルのコピー中、バージョンの競合があるファイルに対して「現在のファイルをその まま使いますか?」と問い掛けらることがありますが、そこでは必ず「いいえ」を 選択してください。 「ディスプレイの変更」または「アダプタ」ダイアログボックスの「閉じる」または「OK」ボタ ンをクリックします。 「ディスプレイの詳細」ダイアログボックスの中で、希望の色数や解像度を設定します。 「画面のプロパティ」ウィンドウの「更新」ボタンをクリックします。 ドライバの設定を有効にするため Windows95 を再起動させます。 ●解像度、色数の設定について 画面のプロパティの「ディスプレイエフェクト」の解像度変更タブの中で 設定してください。リフレッシュレートはCRT表示のときのみ変更できます。 ●DirectDrawについて LCD-D17Dで使用するC&T65555アクセラレータは、ハードウェア機能でDirectDraw に対応しています。これにより、動画(AVI,MPEG)やDirectDraw対応アプ リケーションを高速に表示することができます。 但し、ビッグスクリーンモード・ズーム使用時、また色数・解像度によっては、 ハードウェア機能による描画を行なわないものがあります。 ○ : オーバーレイによる動画再生に対応 × : オーバーレイによる動画再生に未対応 CRTの場合 解像度 垂直周波数 256色 ハイカラー フルカラー 640x480 (60/75/85) ○ ○ ○ 800x600 (56/60/75/85) ○ ○ ○ 1024x768 (60/75Hz) ○ ○ ○ 1280x1024 (60Hz)      ○ ○ − 1280x1024 (75Hz)      ○ × − LCDの場合 解像度 256色 ハイカラー フルカラー 640x480 ○ ○ ○ 800x600 ○ ○ ○ 1024x768 ○ ○ ○ 1280x1024      ○ ○ − ※注意 ○の解像度でも、再生する動画のサイズ等によっては、オーバーレイに よる動画再生を行なわない場合があります。 再起動を行わないで、色数を変更をすると、その後はオーバーレイ表示ができな くなる場合があります。 ×の場合は、無条件に行ないません。 ●ディスプレイエフェクトについて v1.10から新ユーティリティ「ディスプレイエフェクト」対応になりました。 主な機能 ・解像度変更、リフレッシュレート変更に加え、画面スクロールによる ビッグスクリーンが使えます。 ・カーソルエディタによりハードウェアカーソルのエディットができます。 また、カーソルを2倍の大きさにしたり パレットアニメーションをさせる ことができます。 ・カラー補正やグレースケール(256色のみ)ができます。 ・液晶の設定や出力モニタの切り替えができます。 ●注意事項 ・描画速度について マウスポインタがアニメーションやカラーカーソル、またにポインタの軌跡を表示 する様になっていると、画面の描画速度が1〜3割ぐらい落ちます。 少しでも高速にしたい場合は、コントロールパネルの「マウス」を起動して、 「マウスのプロパティ」ダイアログの「ポインタ」で "Windowsスタンダード"に、また「動作」で "ポインタの軌跡"を表示しないように設定にしてください。 またタスクバーのプロパティでタスクバーを "常に手前にしない" 設定にしてください。 ・設定したディスプレイドライバでWindows95が起動しない場合 まずコントロールパネルの「システム」を起動してください。 そして「デバイス マネージャ」の「ディスプレイ アダプタ」をツリー表示してください。 そこで使用するモデルを選び「プロパティ(R)」を押すとそのモデルのプロパティが表示 されます。「情報」の中の「デバイスの使用」の"Original Configuration(使用中)" のチェックボックスに印が付いていなければ、付けてください。 また「ディスプレイ アダプタ」のツリー表示で他のモデルがある場合は、それぞれ同じ ように進め、今度はチェックボックスに印が付いていれば、外してください。 その後 Windows95を再起動してください。 ・DirectDraw対応アプリケーション実行するには、Windows95のSystemディレクトリに "DDRAW.DLL"と"DDRAW16.DLL"がなければいけません。 また、DirectDraw対応アプリケーション実行後、描画速度が遅くなることがあ ります。この場合は、Windows95を再起動してください。